キャリアデザインの視点で考えるマネープラン

勉強会テーマ

第4回 2013年 7月14日

キャリアデザインの視点で考えるマネープラン


講師プロフィール

奥村彰太郎

主な経歴

1953年生まれ、東京都立大学卒業後、(株)リクルート入社。
1995年にマネー情報誌を創刊、発行人を務めた後、ファイナンシャル・プランナー&キャリア・カウンセラーの資格を活かし、“キャリアとお金”のアドバイザーとして独立。ライフプラン研修の講師や個別相談を中心に活動している。

主な著書&執筆等

EVENT REPORT

第4回:キャリアデザインの視点で考えるマネープラン

7月14日(日)に開催されました第4回グローバル人事塾のご報告です。講師はファイナンシャル・プランナー/キャリアカウンセラー/ライフデザイン・アドバイザーとしてご活躍の奥村彰太郎様。

キャリアとお金。一見異なる二つですが、人の将来を考える上でのアプローチ手法という意味では共通しているとか。そして、それはライフプランにも通じていきます。そんなご自身の活動を一言で表すと、「夢実現を応援する仕事」。夢実現のための実用的で目から鱗なヒントを沢山教えていただきました!

<コンテンツ>----------------------------------
★人生の三大資金とは?
★社会保障制度を知る
・健康保険・雇用保険・公的年金のポイント
★マネープランの作り方
・家計の現状把握、ケーススタディで学ぶ
・プラン作りのヒントと対策
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「ファイナンシャルプランニングと聞いて苦手に感じる人も多いかもしれませんが、これまで日本の学校教育では学ぶ場がなかっただけです。ひとたび関心を持ち始めると、情報はあるので面白くなりますよ。何のために必要なのか、自分の現状を確認するところから始めましょう」と奥村講師に優しく励まされつつ始まったセミナー。

まず、ライフステージごとに予想される収入・支出項目と目安となる金額について、具体的でわかりやすい説明。続いて、実用的なマネープランの作り方を教えていただきました。

「資産+預金+証券関係+保険の解約返礼金+不動産時価から借金を引いた、純資産が潤沢にあれば健全。家庭の損益計算書で毎月の収支と臨時収支を記録していくと年間収支がわかります。自分の家庭の資金繰りがちゃんと回れば“いい人生”。逆にショートすることがあるのであれば、早めに手を打つことです。」…“キャッシュフローがちゃんと回ることがいい人生”とは、なるほど!

マネープランを作る意味は、漠然とした不安を明確にし、対策可能なものとすることにあるそうです。報告者の私自身も、早速作ってみました。するとまぁ、どうでしょう!これまで漠然としていた夢に、具体的な数値目標が伴ったではありませんか!(感涙)

「マネープランを作ることによって課題が見え、今やるべきこと、将来やることがわかるようになるんですよ」という奥村講師の締めくくりに、激しく納得です!

奥村様、密度の濃いご講演、本当にありがとうございました!!

★参加者の声★
●日常生活上のお金についてはともかく、株価や投資などとなると、これまでは他人事のように感じてしまっていた。

●ライフプランを考えて希望の貯金額など計画してきたものの、やり方が分からないので途中で挫折してしまっていた。ちゃんとした知識をしらない、勉強してこなかったということに気付いた。

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