普通の会社が飛びぬける、新時代コミュニケーション採用!Books&Apps安達裕哉氏が伝授!

勉強会テーマ

第49回 2016年 7月27日(水)

普通の会社が飛びぬける、新時代コミュニケーション採用!Books&Apps安達裕哉氏が伝授!

〜GCDF継続学習証明書2h発行〜


講師プロフィール

安達裕哉

1975年東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、8000人以上のビジネスパーソンとともに仕事をする。仕事、マネジメントに関するメディア『Books&Apps』を運営する一方で、企業の現場でコンサルティング活動を行う。

主な経歴

【著者関連外部リンク】
・マネーフォワード社 MFクラウド公式ブログ
・ハフィントン・ポスト
・LIG社公式ブログ・三菱東京UFJ銀行 RISE UP CLUB
・元エンジニアの営業日誌 (ITpro)
・WBSでプロジェクトを成功させる (@IT)
・やる気を引き出すプロジェクト管理 (@IT)
・新規案件を獲得する運用管理ケーススタディ (ソフトバンク ビジネス+IT)

主な著書&執筆等

「仕事ができるやつ」になるための最短の道(日本実業出版社)
図解 ISO27001早わかり (2時間でわかる) (中経出版)


EVENT REPORT

第49回グローバル人事塾は「普通の会社が飛びぬける、新時代コミュニケーション採用!」をテーマに、ティネクト株式会社代表取締役の安達裕哉様をお迎えし、開催しました。

フツーの会社が採用をどう改善するか?

「エンジニアが採れない!」というのは、多くの会社が抱えている課題です。今回は130名程度の受託開発の会社の事例を用いて、「フツー」且つ「地味な」会社の採用をどう改善したらいいか学びました。

改善の鍵は「コミュニケーション」の取り方

SNSや人材紹介、社員からの紹介など様々な試みをしましたが、上手く行かず最終的には求人媒体への掲載をしました。結果、エンジニア職には応募がゼロと惨敗しましたが、「発想を変えよう」と募集文に着目することにしたといいます。多くの会社が媒体の種類には気を配りますが、募集文の内容には、あまり気にかけていなかったのです。WEBで求職するということは、WEBで検索し、WEBで読むため、写真や文章でしか求職者は判断しないのです。

言葉に頼らない「第二のコミュニケーション」効果で面接も一工夫

募集文の工夫の結果、応募数は劇的に増加しましたが、面接途中や内定後の辞退も多かったといいます。そこで、「人は無意識に左右されるもの」という特性を利用し、言葉以外のコミュニケーションの取り方にも工夫しました。質問を事前に開示し、オープンな面接の雰囲気づくりや、お互いの動作を真似ることで良質な意思疎通を図るなどの施策で、辞退を減らす効果にもつながりました。

最後は、ワールドカフェ方式で、「上手く行った採用施策」「失敗した採用施策」「今後の採用活動の変化」を各グループで話し合い、事例の共有をしました。

文章の工夫だけでなく、言葉によらない第二のコミュニケーションが大きな効果を生み出すという部分が非常に印象に残りました。今日学んだことは、すぐに取り入れられる具体的なお話ばかりでしたので、明日から即実行します!

講演いただいた安達様、そしてご参加いただいた会員様、一般来場者の皆様、ありがとうございました。

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