採用が未来をつくる、未来は自分がつくる

勉強会テーマ

第25回 2015年 4月26日(日)

採用が未来をつくる、未来は自分がつくる

~日本リクルートセンター式採用とキャリアづくり~


講師プロフィール

小畑 重和

(株)リージョナルスタイル 顧問
(株)トランセンド AHRP事業 スーパーバイザー
(株)桜リクルート社(マレーシア) アドバイザー

主な経歴

1982年 京都大学法学部卒業、株式会社日本リクルートセンター(現リクルート)入社。 入社後、10年間、人事採用担当・責任者として、高成長期のリクルー トの採用をささえる。

88年には1,000名超の新卒採用を成功。また、89年にはリクルート事件のさなか、800名を超える採用を行う。

バブル終盤には、ガテン事業部企画課長として、現業職向けの求人誌「ガテン」創刊

93年リクルートのダイエーグループ入りとともに、情報と流通のシナジーを目指すプロジェクトを創設し、 ローソンCSほっとステーション導入、Loppiのサービス開発などに携わる。

2001年(株)リクルートエージェントに移り、サイト編集長、募集企画部長を経て、 社内で「社会人向けのキャリア創りを支援するスクール「i-Company」を03年開校し、校長に就任。 07年より、リクルートエージェントの採用担当部長も兼任となる。

主な著書&執筆等

アイカンパニーの時代
業界No.1エージェントが教える 転職メソッド


EVENT REPORT

第一部は採用について、第二部はキャリアについて、ワークを交えつつ、会の内容はリクルート創業者江副さんとの採用時における逸話、個人としてのキャリアづくり、最近の小畑さんの活動まで、全体的には採用現場におけるリアルな実体験に基づいた濃密な3時間の講義となりました。

●来たい人ではなく欲しい人を採りに行く。
●採用には一番優秀な人を配属する。
●人材は最大の投資。
●自分より優秀な人を採用する。
●その企業で働くひとの魅力がその会社の魅力である。
●最後の決め手になるのは紛れもなく採用者自身のパーソナリティによるもの。

などなど多くの人事責任者の方に参考になるお話が次々に飛び出し、ユーモアを交えながら、小畑ワールドが展開されました。
特にまだリクルートが採用力がない時期に小畑さんがそこで取り組んだのは【地方、阿呆、貧乏】を狙う事。
自分でなにかを創れる人間やそういう考えを柔軟に変化できる人を採用していた、と当時を振り返りお話をされてました。
そしてどんな時代であっても、またどんなビジネスにおいても志を同じくした仲間を集めることが、企業の発展と成長に繋がる最重要課題であるというフレーズが印象に残りました。
採用は最大の投資であり、人が事業を創る!
私たちも恒に、肝に銘じたいと思います。
小畑さん、参加者の皆さま、運営メンバーの高橋さん、奥山さん、大山さん、遅くまでありがとうございました!!