意欲と生産性を持続的に引き出す 働きかたLIVE!〜なぜ、あの女性は自ら管理職になりたいというのか?〜
第44回 2016年 5月21日(土)
意欲と生産性を持続的に引き出す 働きかたLIVE!〜なぜ、あの女性は自ら管理職になりたいというのか?〜
講師プロフィール
日本女子経営大学院 代表理事 学長
1960年東京生まれ。コクヨ(株)管理部、マンパワージャパン(株)マーケティングサービス事業部を経て、コンサルタントとして独立、トヨタ自動車(株)販売チャンネル変革のブランド浸透・教育プログラム開発展開パートナーとして6年従事。
人と組織のイノベーション、リーダーシップ開発、定着化を得意とするイノベーションアソシエイツ社を2003年創業。その後、女性リーダーを養成するビジネススクール日本女子経営大学院を2015年1月に創立し、現在に至る。
生涯学習開発財団認定コーチ、日本アクションラーニング協会認定シニアアクションラーニングコーチ、ジョージワシントン大学大学院コース修了、文科省学校力向上検討委員。子育て、起業、介護を経験。
ビジネスや社会問題など、垣根をこえ活躍する ‟イノベーションを創出するリーダー育成”に新たに意欲を燃やしている。
著書
「聞く技術が子供を伸ばす!」(PHP/2003/韓国訳文庫本増版)
「教師力アップのためのコーチング入門」(明治図書/2004)
「学校力×教師力」(明治図書/2006) 他
講師プロフィール
チャットワークアカデミー株式会社 代表取締役
ChatWork株式会社(旧:EC studio)創業メンバー:元常務取締役。 現在は、その実績をもとにグループ会社「ChatWork Academy 株式会社」の代表として HRM(Human Resource Management)とIT(Information Technology)を通して、 従業員意識調査による組織分析、組織開発、教育、評価、組織内の情報共有など総合的に経営を支援する事業を展開している。
・Google Apps の導入・活用支援のスペシャリスト - 日本で初めてオンラインリセラーに認定
・最優秀クレド経営アドバイザー賞受賞 - 日本クレド経営協会(クレド経営サミット2015)
・日本一社員満足度が高い すごい会社の作り方:講師 - 未来工業株式会社創業者 山田昭男様 共演
・高収益トップ3%倶楽部 第154回勉強会:講師 - 経営コンサルタント 石原明様 共演
「仕事がはかどる!コミュニケーションがよくなる!チャットワーク公式ガイド」(日本実業出版社/2015)
講師プロフィール
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長
1996年慶応義塾大学卒業後、日系人材ベンチャーに入社。
2000年コロンビア大学大学院留学。2002年組織心理学修士取得、米系大手複合企業入社。
2008年ユニリーバ入社後、R&D、マーケティング、営業部門のHRパートナー、リーダーシップ開発マネジャー、HRダイレクターを経て2013年4月取締役人事本部長就任。
その後2014年4月取締役人事総務本部長就任、現在に至る。
学生時代からモチベーションに関心を持ち、キャリアは一貫して人・組織にかかわる。小学6年生の息子を持つ一児の母親。米国NLP協会マスタープラクティショナー。
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講師プロフィール
日本たばこ産業株式会社 多様化推進室室長
日本たばこ産業株式会社 多様化推進室 室長。2000年日本たばこ産業入社、郡山工場に配属。生産技術センター製造部、たばこ事業本部A&Eたばこ事業部などを経て13年人事部。同年7月から現職。
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EVENT REPORT
【第44回イベントレポート】
第44回グローバル人事塾は、「意欲と生産性を持続的に引き出す 働きかたLIVE!〜なぜ、あの女性は自ら管理職になりたいというのか?〜」と題し、情熱にあふれる各界の著名な人事・採用リーダーの皆様にご登壇いただきました。
日本女子経営大学院 代表理事 学長 河北隆子氏
「なぜ、あの女性は自ら管理職になりたいというのか?」
一億総活躍社会がテーマになっている今の日本。人口減少社会に伴う、女性活躍推進に必要な要素とは何なのか。先進国の中でも女性管理職が圧倒的に少ない日本に足りないのは、ロールモデルの存在がいないことであるという話から、長時間労働など働き方の見直しが必要であること、働き手の側からも自分の軸を見つけに行くことや、働くことに対する自分なりの意義を獲得していくことなどを重要な要素としてお話いただきました。
その後のパネルディスカッションでは、日本たばこ産業株式会社 多様化推進室室長 金山和香氏、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長 島田由香氏、そして、チャットワークアカデミー株式会社 代表取締役 加藤利彦氏 にご登壇いただき、それぞれの企業としての取り組みのお話をしていただきました。
働きやすさ、働きがいをどのように感じてもらえるか。人財を一番の経営資源とみなし、手厚い支援制度は福利厚生ではなく、教育投資として行っているという取り組み、メンター制度やスポンサーシップ、つまり本気で女性の活躍を心の底から引き上げたいという思いの中での研修や制度設計、さらに、温かいIT活用としての様々なコミュニケーションの手法から、いかに愛のある組織を作ることができるかなど、様々なお話をいただいた後は、参加者からたくさんの質問があがり、ワークショップの時間を質疑応答という形で延長することになりました。
とにかく印象に残ったのは、講師皆様の熱意と愛情です。とにかく耳を傾けること、行動だけを見るのではなく、その下にある感情、更にはニーズまで見に行くこと。人と向き合うこと。このような社会にしたい、誰もが幸せに、自分らしく、生き生きと働ける組織、世の中にしたい・・・そういう愛情溢れるメッセージの一つ一つが染み渡る勉強会になりました。
ご講演いただいた講師の皆様、そしてご参加いただいた会員様、一般来場者の皆様、ありがとうございました。
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