採用につながる企業ブランドのつくりかた

勉強会テーマ

第39回 2016年 3月3日(木)

採用につながる企業ブランドのつくりかた

採用につながる企業ブランドの創りかた~元カヤック広報責任者から学ぶ広報のコツ~


講師プロフィール

松原 佳代

株式会社ハモニア 代表取締役
面白法人カヤック元広報責任者

主な経歴

お茶の水女子大学 人間社会科学科心理学専攻 卒業。
コンサルティング会社に勤務後、編集・ライター職を経て、2005年より面白法人カヤックにて広報を担当。
人材採用や企業ブランドの構築に寄与し、2015年に独立。
現在はハモニアの代表取締役として 広報コンサルティングを中心に活動し多方面の企業の顧問として活躍中。

主な著書&執筆等

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EVENT REPORT

今回は、元面白法人カヤック広報責任者で株式会社ハモニア代表取締役の松原佳代さんを講師に、さらに特別ゲストに面白法人カヤック人事部長の柴田史郎さんを迎え『採用につながる企業ブランドの創り方』をテーマに人事勉強会を開催しました。

人事制度自体も社員が自主的につくり「サイコロ給」「ぜんいん人事部」というようなユニークな制度があるカヤック社はご存知の通りですが実際にどのようにカヤック社を変革していったのかをリアルに講義していただきました。

●みんながいいと思うものは誰からも選ばれない(記憶に残らない)
●削ぎ落してどこに焦点をあてるのか

★採用ブランディングについて
【原則 1】どれだけ絞れるか ※永年キャンペーンをやる
【原則 2】まず自ら発信しよう
【原則 3】継続すること

★ポイント
●ニーズに流されてないか
●みんなにいい顔をしていないか
●折れそうになっていないか
『一番大事なこと~確固たる意志』

ブランディングは長期にわたる投資!
短期的な採用にコミットするものではないので経営者はそこを理解することがとても大切ということを松原さんは力説していたのが印象的でした。

★スターウォーズ、ワールドカップ等何かに乗っかることが大事!→話題性を高める!
★ストーリーは大事
★失敗はおそれず挑戦あるのみ!
★年に2回話題になることをやる!※採用できなくてもいい!
→広報上やっていることもある!

柴田部長より、カヤック社の採用について、
●面談の改善点をよくする ※人材紹介会社経由が多い
●鎌倉移住キャンペーン
●PRの手法が多い
●目的とターゲットを明確にする 

後半のグループワークで参加者のみなさまから頂いた人事塾の集客方法&ブランディングアイデアは下記の通りです。

●参加しやすいテーマ
●おためし価格の設定
●参加者がもう1名連れてくる
●開催場所1ヶ所にする
●事前に場所時間を決める
●FB以外の導線 TW等
●高価格&高コンテンツ
●樫村キャラをたたせる
●コンテンツDB化 動画配信
●人事コンの開催
●次回告知時に動画で見せる
●ドレスコードを白に
●紹介制度 ペア割り新規割り SNSシェアで次回割り
●樫村のブランディング強化~ブログ、髪型、メディア露出、決まったTシャツ、ミッションをもっとうらう、代表変更(苦笑)
●大手や有名人
●食べながら開催
●全国展開&全国中継
●参加費をくじで
●ポイント制を導入
●学生とのバトル
●グループ名自体をかえる
●他人事系団体とのコラボ
●樫村さんは実はやめたいのでは?!やめる時期を決める

36名の皆様のご意見からは、今すぐ取り組んでみたいもの、はっとするものもあれば、すでに実現しているもの、それは厳しいなぁというものもありますが、1つ1つのご意見と貴重なアイデアをいただき、今後の運営上、大変参考になりました。参加者の方にはあらためて感謝いたします!

ご参加ありがとうございました。