リクルートのレジェンドから学ぶ最強のポータブルスキル!

勉強会テーマ

第53回 2016年 10月5日(水)

リクルートのレジェンドから学ぶ最強のポータブルスキル!

〜GCDF継続学習証明書2h発行〜


講師プロフィール

柴田教夫

(株)リクルートキャリア キャリアコンサルタント

主な経歴

大阪生まれ、小2から中3まで9年そろばんを続け珠算7段/暗算10段。82年新卒で、日本
リクルートセンター(現リクルートホールディングス)入社。

リクルート本体の新卒採用を皮切りに20代は広島/福岡/大阪の拠点総務、27才で本社総務課長、転職情報誌所長を経験。3年連続赤字の子会社(現リクルートキャリア)に95年転籍し、管理部門責任者として斡旋事業改革/合併/本社移転/社名変更/諸制度改定を実行。
99年、39才脳梗塞で左半身不随に。 2年のリハビリで回復。(その後、大腸がん/狭心症と3大疾病制覇?)

2000年、通常勤務可能になり、41才で平社員に降格してもらい転職希望者の支援アドバイザーとして40,50,60代の方々に約7000人をサポート、1000人余の就職先決定(平均52才、最高66才)のご縁を紡ぐ。現在はミドルシニア領域の新サービス開発に従事し、業界団体委員/同業他社の講師を全国各地で行う。

社内では「ナナメの関係」構築隊長と呼ばれ、リクルートグループ34年勤務中。伝説のキャリアコンサルタントとして、HR業界への影響力は計り知れない。

主な著書&執筆等

<著書>
「チャットワーク公式活用ガイド」(日本実業出版社)


EVENT REPORT

第53回グローバル人事塾は「最強のポータブルスキル」をテーマに「のりおさん」の愛称でおなじみの、株式会社リクルートキャリア柴田様をお迎えし開催しました。

誰もがポータブルスキルを持っている

ポータブルスキルとは、「社外でも通用する能力」のことだといいます。能力と聞くと、専門知識やテクニカルなスキルを思い浮かべますが、ポータブルスキルの位置づけは「専門性以外の能力を見える化する」ための新たな物差しです。つまり業種や産業が変わっても通用する「仕事の仕方」「人との関わり方」のことを指します。例えば、仕事の仕方:PDCAを回せる能力、人との関わり方:お客様と信頼構築ができる力などです。
同業種のなかで転職しても2人に1人しか活躍してないというデータがあります。とくに中途面接では、応募者のスキルとか過去の経験ばかり聞いてしまいがちですが、専門能力だけがあってもダメで、仕事の仕方、人との関わり方がマッチしてはじめて入社後の活躍につながるのです。
この事を理解できていれば、今後生涯のキャリア形成をしていくうえで、特定の経験やスキルに関係なく、誰もが自分のポータブルスキルを見つけることができるはずです。

ルーティンワークができるということもポータブルスキル

野球部でレギュラーになれず、ずっとボール磨きをしていた人が、第一希望の会社に合格したことがありました。企業の仕事の8割はルーティンです。ルーティンができる人は企業で活躍する可能性が高いということを知ってほしいです。ナンバーワン、オンリーワンだけが必要な訳ではないのです。

今後、40代50代で、本当に専門スキルを生かしていくか・・・?非常に考えさせられました。ワークも髄所に盛り込まれ、いつも以上に参加者同士のコミュニケーションが生まれ、非常に濃い内容の2時間でした。

ご講演いただいたのりおさん、そしてご参加くださいました会員様、一般来場者の皆様、どうもありがとうございました。

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